RPCS3にファームウェアを入れるには、完全な公式PS3UPDAT.PUPを取得し、サイズとSHA-256を確認してからRPCS3を開き、File > Install Firmwareを選びます。PUPを指定してモジュールの展開が終わるまで待ってください。Install Packages/Rapsを使ったり、PUPを手動展開したり、別のPS3 BIOS ZIPを探したりする必要はありません。
導入前にRPCS3が必要とするもの
RPCS3本体とPlayStation 3のシステムソフトウェアは別のものです。インストーラーを開く前に両方を準備します。
公式プロジェクトから現在のRPCS3を用意し、検証済みの公式PS3システムソフトウェアを使います。エミュレーターにSonyのファームウェアは同梱されておらず、RPCS3を更新してもファームウェアモジュールは自動更新されません。
このサイトの現在の確認対象はPS3ファームウェア4.93、ファイル名はPS3UPDAT.PUPです。Sony米国向けエンドポイントのサイズは206,197,916バイト、確認済みSHA-256は158471fd834f8ea8036136b6aab43cd86c7ba73d79ca30e0af3c0fe0001cf365です。RPCS3から読める通常のローカルフォルダーに保存してください。
この手順にゲームファイル、RAPファイル、復号キー、別個のPS3 BIOSは必要ありません。ファームウェアはシステムモジュールを提供するもので、著作権ゲームやライセンスの条件を置き換えるものではありません。
| 項目 | 役割 | この手順での扱い |
|---|---|---|
| RPCS3本体 | エミュレーターを動かす | 公式プロジェクトから別に導入・更新 |
| PS3UPDAT.PUP | 公式PS3システムソフトウェア | File > Install Firmwareで指定 |
| ゲームデータ | 実行するタイトル | ファームウェア導入には含まれない |
| RAPファイルやキー | ゲーム固有のライセンス情報 | ファームウェアインストーラーでは指定しない |
PS3UPDAT.PUPを取得して検証する
名前が正しくてもファイルが不完全な場合があります。RPCS3に処理させる前にバイト数を確認します。
検証済みのPS3ファームウェア4.93詳細ページを開き、そこに示されたSonyのソースを使います。配布物はPUPファイルであり、ZIPやEXEインストーラーではありません。ブラウザーがPS3UPDAT (1).PUPのような重複名で保存した場合は拡張子を表示し、完全なファイルを選んでください。
公式ソースは2026年8月22日に確認しました。Sonyの更新リストは4.9300を示し、PUPエンドポイントへのRange要求は合計206,197,916バイトを返しました。サポートページはアクセスチャレンジを返すことがあるため、ここでは更新リストとファイルの応答メタデータを直接の確認材料にしています。
ダウンロード完了後にSHA-256を計算します。ダイジェストまたは正確なバイト数が違う場合は削除して再取得してください。名前変更、展開、再圧縮、部分ファイルの結合で不一致を直そうとしてはいけません。

RPCS3にファームウェアをインストールする手順
ゲーム更新用のパッケージ機能ではなく、RPCS3のファームウェア用コマンドを使います。
- 1
RPCS3を導入または更新する
公式プロジェクトからRPCS3を導入して一度起動します。古いビルドの場合はPUPを調べる前に更新し、古い読み込み処理を破損ファイルと誤認しないようにします。
- 2
検証済みPUPをローカルに置く
PS3UPDAT.PUPをバージョン名付きの通常フォルダーへ保存します。dev_hdd0、ゲームフォルダー、仮想ディスクイメージへコピーする必要はありません。
- 3
ファームウェアコマンドを開く
RPCS3のFileメニューを開き、Install Firmwareを選びます。Install Packages/Rapsは別種類のゲーム関連パッケージ用です。
- 4
PS3UPDAT.PUPを選択する
完全なPUPを指定します。選択画面にZIP、HTMLページ、または一時拡張子しか見えない場合は、実ファイルを探し直してください。
- 5
展開が終わるまで待つ
RPCS3がパッケージを読み、システムモジュールを展開します。処理中に終了したり、元ファイルを移動したり、コマンドを連打したりしないでください。
- 6
結果を確認する
必要ならメイン画面のログやシステム情報を確認します。再導入や別PCの設定に備えて、検証済みPUPとチェックサムを保管してください。
File > Install Firmwareを使います。Install Packages/Raps、ゲーム一覧へのドラッグ、手動展開、dev_hdd0へのコピーは行わないでください。
PS3ファームウェアは別個のBIOSファイルではない
検索ではRPCS3に必要なものをPS3 BIOSと呼ぶことがありますが、対応手順は小さなBIOSダンプを要求するエミュレーターとは異なります。RPCS3はSonyのシステムソフトウェアコンテナを専用インストーラーで処理し、必要なモジュールを取り出します。
この違いを知ると、怪しい配布物を避けられます。小さなrpcs3-bios.zip、パスワード付きアーカイブ、ゲームファイルとファームウェアを混ぜたパッケージは通常の公式手順ではありません。出所、サイズ、ハッシュを確認できるPUPを使います。
PS3UPDAT.PUPという名前だけでも公式性は証明できません。OFW、HFW、CFW、ハードウェア用の改変パッケージが似た名前を使うことがあります。このページは公式ファームウェアの手順だけを扱います。
| 用語 | 意味 | このページでの判断 |
|---|---|---|
| 公式PS3ファームウェア | SonyがPUPで配布するシステムソフトウェア | 検証済みパッケージを使う |
| RPCS3本体 | エミュレーターのプログラム | 別に更新する |
| PS3 BIOS ZIP | 不正確な検索表現 | 正体不明のBIOSアーカイブは取得しない |
| ゲームファイルとキー | タイトル固有のデータやライセンス | この手順とは分ける |
RPCS3のファームウェアエラーを直す
まずファイルの事実を確認し、ファームウェアの問題とエミュレーター・ゲームの問題を分けます。
RPCS3が無効または破損と表示したら、最初にローカルファイルのSHA-256と正確なバイト数を比較します。ハッシュ不一致は不完全または別のPUPを示すため、描画設定の変更やゲームの再導入では直りません。
ファイル選択画面に出ない場合は拡張子を表示し、ブラウザーがHTMLページ、ZIP、一時ファイルを保存していないか確認します。同期フォルダーや保護された場所が原因なら、短い書き込み可能なローカルパスへ移します。
展開途中で停止したりRPCS3が閉じたりする場合は、RPCS3を更新し、データフォルダーへの書き込み権限と空き容量を確認して、ログの最初の有用なエラーを読みます。ハッシュが正しくても、ウイルス対策や古いビルドが影響することがあります。
ファームウェア導入後もゲームが起動しない場合は、互換性問題として別に調べます。同じPUPを何度も入れ直す前に、タイトルの互換性情報とログを確認してください。

後からRPCS3のファームウェアを更新する
Sonyが新しい公式システムソフトウェアを公開したら、新しいPUPを検証して同じFile > Install Firmwareから導入します。ゲームデータを削除したり、すべての設定を初期化したりする必要はありません。
更新経路は分けて管理します。RPCS3本体はRPCS3プロジェクト、PS3システムソフトウェアはSonyから提供されます。新しいエミュレーターだけが公開される場合もあり、新しいPUPがRPCS3本体を更新するわけでもありません。
PUPとチェックサムをバージョン名付きフォルダーに保存し、必要な手順ではファイル名をPS3UPDAT.PUPのままにします。取得日も記録し、古いファイルを現在の検証済みファイルと混同しないようにしてください。
